こんにちは、ベルです。

今日は「使役動詞」について解説していこうと思います。

この「使役動詞」は、
「使役動詞+目的語+原形不定詞」といった形で
覚えさせられることが多いのですが、
別に覚えなくても良いです。

英語を話す人は、
けっして丸暗記が得意だったわけではなく、
英語感覚を知っているだけなんですよね。

きょうは、英語の本質である
英語感覚に迫っていこうと思います。

感覚さえ知ってしまえば、
英語を話せるようになりますからね。

ぜひ集中して最後まで読んでもらえればと思います。

 

この記事では、
「have」「make」「get」といった
超基本な動詞についても紹介するので
かなり使いやすくなると思いますよ。

そして、英語感覚を知れば
自然と使役動詞についても理解できます。

 

なんにせよ
メルマガではもう何回か触れているんで
けっこうみんな感じを捉えていたと思います。

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では、例文をもとに考えていきましょう。

have を使役動詞として使う

I had my hair cut.
って例文をもとに考えましょう。

英語には「ポン、ポン、ポン」って
リズムがあるので3つに分けて考えます。

すると、

I had <my hair cut>.

こういう形に分かれていることが分かりました。

 

この「ポン、ポン、ポン」はすべての
英語にある根本的なリズムです。

だから常にネイティブたちは
3つのビートを刻んでいることになります。

 

例えば、
ネイティブがノックして部屋に入るときは、
「コン、コン、コン」と3回ノックするのが普通です。

もちろん、例外もありますが、
僕が知る限り、だいたい3回ノックして部屋に入ります。

逆に、僕ら日本人が入室するときは、
だいたい2回ノックしますよね?

この感覚の違いをまずは押さえておいてください。

 

さて、話を戻して、

I had <my hair cut>.
の日本語訳は、
「私は<my hair cut>という状態を持っていた」ですね。

だから、
もちろん誰かに髪を切ってもらったのでしょう。

make との違いについて

ここで have と make の違いについて紹介します。

have が「持っている」という意味に対して

make は「コネコネして作る」
というイメージがあります。

そのため、
make と違って、
have はとても静かな動詞です。

動きを全く感じさせない。

逆に make はコネコネするので、
動きがあるイメージを受けます。

背中を押して「ホレホレ、動いて動いて」って感じです。

だから、コネコネとある状況を作る make より
have はぜんぜん積極性や強制感がありません。

(make について終わり)



make との違いを比較すると

さらに have の感覚が分かってきますね。

have は
「そーゆー状況にあった」と
シンプルにいうだけです。

 

すると、
I had <my hair cut>.
「髪を切る」

という英文は
頼んだかもしれないし、頼んでないかもしれない。

単に「髪が切られた」という状況を持っていただけなのです。

 

バイリンガルの友人が、
この have を使った英文をみたところ、
「当然の権利があるって感じがある」
と言っていました。

まさにそんな感じでしょう。

 

「持っている」ということは
「自分のテリトリーのなかにある」
ってことです。

テリトリーのなかにあるものだから
自分の好きなようにできますよね。

 

だから、have には
「権利」が付随してくるものです。

とくに髪を切ってもらうときは
美容院にいき、お金を払いますよね。

そんな「権利がある」状況だから
動詞に have が好まれるのも
うなずける話だと思います。

 

さて、ここからちょっとずつ話が広がっていきます。

まず、
I had my sister do the dishes.
という例文を見てください。

日本語訳にすると
「sister に皿を洗ってもらった。」
という感じですね。

 

もちろん間違いのない英文のですが、
ある状況によって不自然になってしまいます。

というのも、
もし my sisterが「お姉さん」だったら?
という状況です。

あ、もしあながた英語初学者なら
こんな細かいところはどーでもいい内容です(笑)

英語の感覚をしって
それを実際に使うなどの
アウトプットすることが大事です。

 

英語初学者だけど、
もし1ヶ月などの短期間で
自由自在に英語を使いたいなら
もう少し英語感覚について詳しくなる必要があります。

そんなときはメールマガジンも配信しているので上手く活用してください。

 

では、話を戻して、
もし my sisterが「お姉さん」だったら?
という場合、

僕なら
こんな言い方をしますね。

I got my sister to do the dishes.

get との違いについて

いや、かなり微妙な問題なので
初学者は気にしなくていいのですが、
僕なら反射的に「get」を使ってしまいます。

なぜだと思います?

 

getの場合、
その動きと結果に主眼が置かれた単語でしたよね。

 

ちょっと難しいので、
「ポケモンゲットだぜ!」で解説します。

ポケモンたちをゲットする時には、
モンスターボールを用意するなど計画して、
手持ちのポケモンを育てて、
で最後にバトルしてゲットする

というステップですよね。

 

実はこれ、だいぶ苦労しています。

この苦労の感覚こそ get です。

苦労して何かを自分のものにする、
という「動きを感じる」動詞です。

 

だから、get を使うと
「動いて自分のものにする」というイメージを受けます。

ただ持っているだけの have に比べて
get はなかなかアクティブな動詞なんですよ。

 

つまり、
I got <my sister to do the dishes>.
と表現するときには、

<my sister to do the dishes>
を「苦労して手に入れる」感じがします。

その状況を求めて、
何かいろいろ動いている感じです。

 

相手はお姉さんなのだから
「皿を洗わせる」ことは、
「当然なこと」ではないですよね。

お姉さんにお願いするなど
自分から積極的に働きかけているはずです。

だから僕なら
「当然の権利」のイメージがある have を使いません。

ぜんぜんイメージが変わってしまいます。

 

お姉さんが相手だからこそ、
get が生きてくるのです。

苦労しつつこちらから働きかけて
その状況を得ているわけですから。

バックグランドまで想定して
英会話するとより玄人になりますので、
これからは get を使ってやってください。

(getについて終わり)


 

さて、最後にもうちょっと話を広げましょうか。

現在完了形や現在分詞も have 使いますよね。

いろんな文法用語がありますが、
そもそも have の英語感覚があれば、
別に問題ありません。

いま現在「持っている」だけなのです。

この英語感覚があれば全然問題ありません。
すべてに応用が効きます。

have にこのイメージさえあれば
何をとってもいいんだよ、という話です。

 

例えば、
I had my arm around her neck.
「私は彼女の首に手を回した」
とかも全く問題ないです。

感覚的には
I had <my arm around her neck>.です。

イメージのまんまですよね?

 

英語感覚をしったら
あとは自由に使ってもいいんですよ。

本質さえおさえれば
あなたの英語表現の幅がグっと広がるはずです。

これからも英語学習に励んでいきましょう!

まとめ

1、ネイティブには、「ポンポンポン」と3つのリズムがある。

2、英語は丸暗記の科目ではなく、英語感覚を押さえればいい

3、基本動詞の本質を押さえたら英語表現の幅がグッと広がる


今回、記事で紹介したことを
勉強中にもちゃんと意識してみてください。

大げさな話ではなく、
勉強の効率が10倍は変わりますよ。

では、これからも張り切って英語を勉強していきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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