こんばんは、ベルです。
今日はテンプレの限界についてです。
僕の公式LINEで提供してるAIスピーキングのツールは
海外の人に開発依頼しており、
英語でZoomすることも珍しくありません。
このZoomとき友人のRさんと一緒に居まして、
Rさんは英語で仕事してる姿カッコいいー
と憧れてる様子でした。
憧れのあまりRさんは
Amzonで「ビジネス英語 例文」と検索して
書籍を購入しようとしてたのですが、
僕は「イヤイヤ×10」と全力で止めました。
ビジネス英語で仕事する姿を見たら
1秒でも早く英語を話したくなる気持ちはすごく分かります。
すっごく分かるんだけど、
例文(テンプレ)を覚える勉強法は短期的には上達するんだけど、
暗記一辺倒になってしまい上達しません。
だから厳しくいうと、
下駄をはいて勉強した気になって
自己満足してるだけなんですよ。
もちろん最初の導入としてはいいんだけど、
それだけだともったいないな、と思います。
早い段階で卒業しないといけません。
これは暗記を否定してるわけじゃなく、
もっと良いやり方があるよ、ってことです。
何千個とおぼえても喋れるようにはなりませんからね。
これ似た例がありまして、
「ヒカルの碁」という20年くらい前の囲碁の漫画がかなり参考になりまして。
(僕はヒカルの碁の影響で囲碁教室に少しだけ通ってました笑)
で、ヒカルの碁では、
筒井というメガネの子が定石本
(いわゆるテンプレ集)をもって囲碁大会に出ます。
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当然だけど上手い人は、
定石本なんて持ってません。
だから
「捨てろ」
「忘れろ」
と厳しく言われます。
本人も抵抗したのですが、
定石本をしぶしぶ捨てました。
しかしこれがキッカケで囲碁が強くなるのです。
これ人生すべてに応用が効くと思います。
定石本とか、英語の例文集ってのは、
自信をつけるためには最初はいいんだけど、
いつか卒業しないといけないのですよ。
もっと身近な例でいえば、
ナンパしようとしてる男が
第一声を練習してる感じです。
「こんな可愛い子初めて見た!!!」みたいな。
最初は話が続くかもしれないけど、
そのあと何も起きないし、本性がバレて
すぐバイバイしますよねw
英語の例文も同じように、
テンプレに頼ったとしても
自信を失って挫折してきた人を何人も見てきました。
だからこそやる気があるのに
知らず知らず変な教材を見つけて勉強するのって
ほんとうにもったいないと思う。
僕はラッキーなことに
カナダに住む言語学者から学ぶことができて、
ネイティブの感覚を教わることができました。
情報密度といいますか、
例文集は密度が薄いので成長に時間がかかるのですが、
本質っていうのは密度が濃いので結果に結びつきやすいんですよね。
それにもかかわらずだよ、
回りくどいなーとか、
基礎練イヤだなとか、思っちゃうんですよ。
けど本質のほうがやっぱり成長が早い。
これは僕だけに言えることじゃなく、
TOEIC800点超えた教えてきた生徒さん達にも言えることです。
とっさの一言系の書籍は
ほぼ役に立つことはありません。
もし見つけてもスルーしましょう。
で、ここに面白いパラドックスがありまして。
すでに英語できてますやん、
という人ほど、僕を必要とするという現象がおきてます。
英検1級もってる、
だけど英語教えてくれ!と言っていただいて
貪欲に学ぶ方が現れました。
なんというか情報のアンテナが高いですよね。
僕なんて居なくても
もう既に喋れるじゃないですか?
って聞いたら、
まあそうなんですが、
さらに成長したいし、
ベルさんの言ってることは初めて聞くことだらけだったので、
ぜひ勉強させてほしいと思ったんです。
やっぱり向上心あって、
どんどん勉強してる人はカッコいいですよね。
この方は普段からこういう姿勢だったので
2か月ほど前に英検1級に合格してました。
僕みたいなポッとでの英語講師にも頭下げちゃう感じ。
強い。
同時に気合入ります。
伸びる人はどんどん伸びるので、
その姿勢、学ばせていただきました。
マネします。
逆に自分にちょうどいいレベルで勉強してても
成長は止まります。
なので僕の音声を聞きまくるだけでもいいです。
その情報量の多さにビックリすると思いますよ。
その濃い密度を何度も何度も学べば
脳みそはどんどん進化していきますからね。
目標に到達するのは当然だと思ってます。
情報に触れないとマジで現状のまま変わりません。
学ぶ姿勢がある人は強いので、
僕は毎日、勉強勉強です。
追伸
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では!
さらに追伸
東京にいると
みんな、ほんとに勉強してますね。
平日でさえ朝からカフェ混んでて
休日になると席はなくなります。
イス取り合戦のような感じ。
やっぱり高みを目指している人はカッコいいわ。
と思うのと同時に、
負けてらんねーと思います。