こんにちは、ベルです。

 

先日、僕の生徒さんから

「英語表現の幅を広げられる方法を紹介して頂けますか?」

という連絡を頂きました。

 

この方、Yさんと言うのですが、
YさんからLINEマガジンで共有OK
ということだったので取り上げますね。 

男性・Yさん(TOEIC810点)

ベルさんいつも役立つ指導ありがとうございます!
身を引き締めながら楽しく学習しております。

 
私は製造業に携わってるため、
英語を使うタイミングをたくさんあります。
しかし以前までは勤務地が地方でして、
そこが思ってる以上に田舎でやることが有りませんでした・・・
 
東京に戻りたいなーと内心はずっと不満を募らせてました。
だから会社には何回も申請して
ようやく念願のインドに3ヶ月間滞在の海外出張を手にできたのです。

いまは外国の代理人と交渉できるよう準備してる真っ最中です。

 
そんな折、ベルさんに出会いまして
とても親身に指導していただいており大変感謝しております。

インドの出張が終わってから、
田舎にまた戻るか、自分が行きたい勤務地に配属なのかは、
私の努力次第だと思い
一層英語学習に力が入っております。

田舎の方には失礼ですが
二度と田舎へ転勤したくないので結果を残してみせます‼
 

先日LINEで紹介してくださいました
英語は「足し算」というお話とても腑に落ちるものでした。

「確かに!!」と何度もつぶやきながら、
そして同時に日本の英語力向上には
ベルさんが必要だと本気で思ってます。

難しい話は一切なく、とても簡単で、
実行しやすそうな方法だったのでさっそく使います!
 

さて、私の悩みのご相談になるのですが、
英語に手ごたえを感じている一方で、
語彙力が少ないし、表現にもまだまだ課題を感じます。

そこで差し支えなければ
英語表現の幅を広げられる方法を紹介して頂けないでしょうか?

 

これからは尻込みすることなく
自信をもって英会話できるようになりたいです。

重ね重ね地方の方には申し訳ないですが、
田舎に戻りたくないため本気の質問です。

そして私のいまの目標は、
表現の幅を広げるだけでなく、
海外の本を原文でもっと早く読みたいです。

さらに見分を広げたいです。

そして海外でビジネスを学び、
社内、社外で自信を持って存在感を高める努力をしたいです。

お忙しいところ大変恐縮ですが是非よろしくお願いします🙏🏼

 

いつもご連絡ありがとうございます!

 

英語表現の幅を広げられる方法を紹介してほしいとのこと。
向上心に溢れており、
いつも勉強熱心で素晴らしいですね!

 

で、さっそく僕の答えとしては「洋書」を読むことをオススメしてます。

 

これまで通算すると
僕はおよそ600冊以上の洋書を読み込んでおり、
表現の幅がグッと広がったのを実感しました。

ジャンルはバラバラです。

 

大きく分けたら次の5つですかね。

1.哲学・思想・宗教など

2.経済学・経営学など

3.数学・物理学・医学など

4.歴史学・芸術・音楽など

5.エッセイ・小説など

 

そのなかでも僕が紹介したい洋書は次のものです。

 

あ、ちなみに洋書は和書に比べて
最初は、時間がかかるかと思います。

途中で放り出さないためにも、
初心者レベルから順番に紹介したので、
ぜひ目を通してみて下さい!

 

 

◆エッセイ

Tea Time Talk(著:ケイ・ヘザリ)

英語のレベルは初級者向けとなっています。

 

著者のケイ・ヘザリさんは、
嬉しいことに日本が大好きなアメリカ人女性です。

そのため日本らしい優しい雰囲気と
しとやかな内容の文章が読めます。

 

表現豊かな英文が学べるし、
日本の文化、習慣を英語で伝えることができます。

読めばハマること間違いなしかと。

 

◆経済学

Yes!: 50 Secrets From the Science of Persuasion(影響力の武器)

相談されたYさんは製造業ということですが、
英語を日々の業務で使ってるうちに関連する英単語は自然に身につくはずです。

 

なので、この書籍を取って
英語で交渉できる表現力をぜひ身につけて下さい。

個人を対象とするBtoCの分野だけでなく、
企業や組織を対象とするBtoBの分野においても、
幅広く活用できます。

 

ビジネス書籍ということで抵抗があるかもしれませんが、
50コあるトピックのうち1つ1つは
長くかかっても15分で読めるはずです。

なので、中級レベルに設定します。

 

 

◆哲学書

The Problems of Philosophy(by Bertrand Russell)

アイオワ大学の、哲学の授業で使われた哲学書になります。

レベルとしては高めかなと。

 

これがスラスラ読めるなら
TOEIC900点レベル、留学も問題なし!の人です。

あくまで余裕がある方にオススメします。

 

◆芸術

Art History: The Basics(著:Diana Newall )

これはすでに美術史に興味がある人向けです。

それ以外の方は挫折してしまうかも・・・。

 

けど、この1冊だけで美術の思想がわかります。
なので感性を豊かにしたい方には持ってこいです。

 

昔の美術と、いまの美術がどう違うのか?
を知りたい人にとってはかなり面白い洋書かと。

 

番外編

洋書はレベルが高そうだなぁ・・・

となかなか踏み切れない方もいると思いますので、
番外編として、英語ニュースも紹介しますね。

こちは僕の監修のもと、世界の人と話すことができる英語ニュースを制作してます。
毎日更新してますので、ぜひ表現の幅を広げつつ
同僚との話題を増やしてみてください。

 

 

 

・・・・で、これらの洋書は、
世界のどこでも通じる本物の英語であり、
伝わる言葉がインストールされるものばかりです。

 

一見関係なさそうにみえる
5つのジャンルを読んだことによって
僕の英語力はかなり高くなりました。

 

なぜかというと、各ジャンルの知識と知識が繋がると、
まさに、点と点が繋がり、
線が面になるように知識が体系化されたからです。

その感覚を何度も味わえたのは面白いですよ。
一流の人が持ってる思考が分かると言いますか。

 

日本語訳された本に違和感を覚えることもなく、
原文のまま読めるのも嬉しいポイントです。

 

 

とは言え、僕は初めから英語が得意じゃなかったので
挫折して洋書を投げ出したくなる気持ちは痛いほどわかります。

 

だからこそ英語感覚を意識して読むことが重要なのです。

疑いたくなる気持ちも分かりますが、
英語感覚があれば
読解は本当にラクになりますよ。

 

だってネイティブ並みの知識があれば、
ネイティブのように表現の幅が広がるのも当然のことです。

 

 

そして、英文読解など、
僕が英文を読むことを勧める1番の理由は、
「人生が豊かになる」からです。

 

自分の知らない世界を知る、ということは、
脳みそに栄養を与えることと一緒なので、
英語力と地頭力が飛躍的にアップします。

すると、能力が開発されて人生が豊かになっていくんですよ。

早いうちに英語をマスターして
好きな趣味に没頭するのも面白そうですね。

 

 

僕の活動理念に通じるところなのですが、
暗記して終わるのは本当にもったいない。

それよりも実際に英語を話して
人生を楽しむ人が増えて欲しいなと思っています。

 

これは断言しますが、
水準が高い英文を読むことは、
人生が変わるほどの学びへと繋がっていきますよ。

改めて、自分の成長のために、
価値観を変えられる人は強いなー、と思いますね。

 

 

僕自身、洋書などから
最新のトレンドを入手できるようになったし、
Webアプリを作って日本をリードできるようにもなりました。

ビジネス英語にも強くなったし、
最先端のマーケティングを知れたのは大きかったですね。

 

どれも僕の人生を豊かにしてくれました。

 

 

 

ちなみに大手企業がドッシリ構える英語業界の中、
僕が7年以上も生き残れているのも
これまでの知識が活きてる証拠です。

 

勉強したことが実際の場面でも使えると味を占めますね。

一度でもこの環境を作れたら、
もう英語力は一生下がらないかなと。

 

英語には公式のようにルールがあるから
その原理原則を知ってしまえば必ず近道できます。

僕がカナダ留学してプロから英語を学ぶのも効率を上げたかったからです。

 

 

これまでの活動で
英語業界について分かったことは、
使える英語を教えれる人って案外少ないなーって、
そして英語感覚を教えれる人は希少です。

 

だから僕のもとには、経営者の生徒さんがいたり、
真剣に英語学習する人が集まるのです。

 

では本日は以上。

 

いろいろ紹介しましたが、
水準の高い英文を読解すれば表現の幅が広がるよ、という話でした。
それが分かっただけでも本日は大きな収穫かなと!

では!